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俺がまだ 20 代の頃、また US に戻るか、ゲイ同士の結婚が早くから認められているオランダか UK あたりの gay man と結婚し 現地で生活することをよく考えていた。もはや俺もアラフォーとなり、そんなことすら考えなくなり、今では何とか形だけでも女性と結婚して、目隠ししてでも我慢して女性と肉体関係を持ち子供を作りたい、そんな毎日だ。 今日は夕方会社を出て、そして自分の駅で降りてから、まぁたまたまなのかも知れないが、2~3歳の "幼児と親" や “孫と祖父母” の姿を何組も目にした。自分と同じくらいの年齢の父親が子供と仲良く歩く姿や一緒に遊ぶ姿を見ると、とても微笑ましく羨ましいのだが、自分では同じことを経験することがかなり難しいであろうその姿に悲しみ、侘しさを感じる。と同時に浮かぶ、母に対してのすまないという気持ちと罪悪感のようなもの。ごめんなさい、お母さん。 俺はこれまでに何度か、こういう辛い想いをしていること、母に対してとてもすまないという気持ちがいっぱいあることを、あるカウンセラーなどに相談したことがある。俺のそんな悩みについて、どの人からも言われた共通したアドバイスが一つある。 それは、「あなたのお母さまは、あなたが無理をして結婚して、たとえ子供まで授かったとしても、うれしくはないはずですよ。あなたのお母さまが本当にうれしく思うことは、決して孫の姿を見ることではなく、あなた自身が幸せであることです。」 俺にはホッと安堵するアドバイスであり、常に念頭に置いているものの、本当にそれでいいのか、と自問することが度々ある。特に今日のように、”親と幼児” や “祖父母と孫” の姿を幾度も見た日には。 でも、もっと世の中を、世界を広げて見渡してみると、昨今の人間生活の多様性や世界の格差、貧困など もっと大変な思いで生きている人が大勢いるのである。だから、俺がゲイで結婚出来なくても、子供が持てなくても、こんなことで悩んで侘しい気持ちになっても、まだ幸せであるわけで、今日もきちんと食事が出来、住む場所があり、仕事もある。 |
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